スキー、スノーボードの能力向上のカギ vol3 〜体幹トレーニング2〜
こんにちは。
愛知県岡崎市にあるボディケアジム、 動きやすい体作りを提供させていただいています、
Medical Condition(メディカル コンディション)の代表トレーナー安藤雅人です。
ここ最近の記事、結構マニアック過ぎてすいません。
前回のスキー、スノーボードの能力向上のカギ vol3 〜体幹トレーニング1〜
に続いて、
第二弾の 体幹トレーニング2!!
体幹トレーニングの意外性と誤解について書いていきます。
トレーニングの原則には、漸進性の原則というのがあります。
漸進性とは徐々に負荷を上げていくということです。
ということで導入の体幹トレーニングとして有名なDraw-in(ドローイン)があります。
スノーボードやスキーをする前に、宿舎等でやるといいでしょうね。
draw-inである程度、
体幹筋力が意識でき腹壁が硬くなってきたら、
次は負荷を与えるためにも四つんばいで行いましょう。
ポイントは四つばいで息を吐きながらお腹を凹ますことです。
そして、お腹と背中がくっつくぐらい極力お腹を凹ますことが大切です。
このハイハイトレーニングはエコー画像でみると体幹筋がしっかりと働いていることが一目了然!!
エコー画像を見ると、
息を吐いてお腹を凹ませる瞬間に、
筋肉が太くなり働いていることがわかると思います。
このトレーニングのメリットとしては、
四つばいの姿勢をとる時点で、
ある程度無意識的に体幹筋が働くということです。
もともと、体幹の筋力はdraw - in のように意識的に入れるものではなく、
無意識的に入れるものだと言われています。
なので、日常生活やスポーツ動作につなげる上では実践向きである。
続いて、間違っているというか、
実は効率的ではないトレーニング。
それがこのよく行われている体幹トレーニングの代名詞!!
フロントブリッジ、プローンブリッジ。
どうやら、このプローンブリッジでは体幹筋力に対して強度が高いようで、
実際にインナーマッスルと言われている筋肉たちは活動しにくく、
アウターマッスルが活動しやすいようです。
エコー画像上では、
本来トレーニングで狙っているインナーマッスル(腹横筋・内腹斜筋)よりも、
主にアウターマッスル(腹直筋)と言われるお腹を6つに割れる筋肉がメインに働いていることがわかりました。
四つ這いがもっとも体幹筋力を働かせやすく、
プローンブリッジでは働かせにくい!!
これらのことはすでにデータとして出ていますが、
改めてエコー画像で可視化して覗いてみました。
わかりやすかったので投稿させていただきました。
次回は、より競技に向けたトレーニング、
スキー、スノーボードの能力向上のカギ vol3 〜体幹トレーニング3〜
競技特性に合わせた体幹トレーニングについて記事を書きますね♪
※今回も北海道で活躍するプロスノーボーダーのTOMOのストリートセッション。こんなピーカンの中ですっ飛んでみたいものです!!
【ス ポーツ選手・一般の方々と目標と感動を共有し、動きやすい体作りと健康をサポートします。生涯現役生活と一生スポーツを目指しコンディショニングを行って います。不妊症や不育症の方にも結果を出しています。愛知県岡崎市Medical Condition(メディカルコンディション)】