現役日本代表の裏舞台
- トレーナーMasa 安藤雅人
- 2015年10月21日
- 読了時間: 4分
Yahoo!ニュースのスポーツニュースのトップに気になる見出しが。
記事を開いてみる最初にとあの子が表紙に出てました!!

※詳しくは動画も掲載されているこちらのYahoo記事へ。
現在、スノーボードスロープスタイルの日本代表のNatsuki選手。
ウィンタースポーツを選手として継続するために、
雇用形態を構築するのは難しいと昔から言われていた。
フィールドスポーツと違い、練習場所が近くにあるわけでもない。
シーズンになると遠征や大会が立て続き、
会社の中に居られることは難しい。
シーズンといっても日本では夏、
ニュージーランド等の南半球の国々ではオンシーズンで大会等もある。
企業から見ても社内労働力として安定しない人材は雇用しずらいのは確か。
また、大きな舞台で活躍しようとする選手ほど、
海外の雪国まで遠征するため、
日本から遠く渡航費がかかるので、その都度莫大な金額がかかる。
以前、紹介した同じく日本代表のKodai選手が活躍していた現役の頃は、
ビッグスポンサーが付く事もあり、
ほとんどスポンサーが渡航費を払ってくれていた。
あれから数年。
こんな所にもウィンター業界の現状が反映されている。
昔は日本で2、3つあった国際大会、
自動車会社主催の大きな大会等もなくなってしまった。
自ら就職活動をして遠征費を稼ぐという現状。
僕が今まで見てきた引退する選手は、
プロアマ問わず、怪我や競技能力の限界を感じた人たちが多かった。
資金不足で日本代表選手として、継続が難しくなるのは今では当たり前なのか?
それとも海外の先進国から見たら異常なのか?
国を背負っているのに?
以前、サポートさせてもらっていたスノーボーダーの拓ちゃんに、
プロ資格継続費用について聞いた事がある。
スノーボードの協会へ支払う金額は、
なんと、
年間登録料、約8万円!!
ちょっと、高すぎやしませんか?
所属する協会がスポンサー契約して、
選手の育成に努めるというのは海外の流れらしいが、
協会が選手から吸い取っているような形態になっている感がある。
本当に選手を育てたいのか?
JOCは動いてくれている感はあります。
これからに期待しています。
なぜ、Natsuki選手の事を今回書いたのか。
実は昔、同じ家に住んでトレーナーとして関わっていた事があります。

※今考えるとスゴイメンバーだったな。他のメンバーごめん。勝手に出してしまった。
当時、偉く強烈に叱った事があります。
就寝時間が過ぎているのにも関わらず、
夜な夜な起きてて、
再三、注意したけど、
また繰り返す。(めげない根性が日本代表に導いたのかも・笑)
トレーナーもプツンってきてしまったのよ。
まだ、僕も若かったな。。。
また、海外の大会でも堂々と英語で優勝スピーチはカッコよかった。
テニスの錦織選手同様、海外でもしっかりと周囲とコミュニケーションがとれて、
英語スピーチができる選手がここにもいる。
Natsukiは動画見る限り、
かなり成長してて、受け応えがしっかりとしていた。
しかも大人の前で堂々とたってスピーチをしている。
物怖じしない性格ということもあり、さすがです!!
むかし、むかし、
ゲレンデで大きなプラッチック板が風で飛んできて、
腿にガツンと当たった時、
立つ事ができず、
ヒィ〜ヒィ〜言ってた時と比べるとね(笑)

スノーモービルと
リフト、バスを乗り継いで
このスタイルで下山。
下に降りて安心したのか・・・
ケロっとしている。w
その後、リハビリしつつ、
たまのリフレッシュ。


懐かしい。。。
僕もいつかはもっと人間性とスキルを磨いて、
さらには稼げるようになって、
ソフト面やハード面でも選手サポートできるようになるぞ!!
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